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小泊のタブノキ(椨の木)/つまま
・場所:宮城県石巻市北上町十三浜小泊
・樹齢:320年 樹高:20m 直径:1
・説明:由来:タブノキは海岸部に自生する暖帯性の常緑広葉樹で、別名イヌグスとも呼ばれる
 タブノキは樹皮や葉の粉の粉末を水でねると粘性が強いので線香の結合材として使用
 古くから伝わる絹織物の「黄八丈」は、東京都の八丈島でタブノキの樹皮を染料として利用している。

 現在仙台市の勾当台公園にも多く植えられている。




大伴 家持(おおともの やかもち)
・説明:718(17)−785年 奈良時代の貴族・歌人 三十六歌仙の一人
    父:大伴旅人(おおとものたびと)
・万葉植物:つまま:たぶのき
磯の上の   つままを見れば 根を延へて 年深からし   神さびにけり
いそのうへの つままをみれば ねをはへて としふかからし かむさびにけり
 歌意:磯の上に立つつままを見ると、根を岩にしっかりおろしていて、何年も年を経ているらしい。なんと神々しいことか